認定医試験受験記

こんにちは。岡山市北区　錦町の吉田歯科医院　院長の吉田です。

 

四月某土曜日　

私はその日の診療を終え、岡山駅から新幹線で東京へと向かっていました。

上京の目的は、所属している　日本顎咬合学会の認定医試験を受験するためです。

 

新幹線の車内で認定医試験の問題集を見返します。

咬合（咬み合わせ）、歯周病、歯内療法　合わせて500問を超える量です。

試験と名のつくものは国家試験以来、およそ15年ぶりに受けます。

・・・落ち着きません。

何度も勉強してきたものを復習します。

やがて新幹線は東京に到着しました。

宿についてもまた見直します。

近くに飲み屋がほとんどない宿を選んでほっとしていました。

 

翌朝、試験会場に向かいます。

何だか緊張してきたなぁ…

 

会場は　永田町のオフィスビルでした。

永田町は国会議事堂だけじゃないんですね。

 

到着するとすでにかなりの数の先生方が、勉強をしていました。

午前中は研修を受け、昼食を近所のお店で食べようかな、と思いお店を探しましたが、

オフィス街のため日曜のお昼時に営業しているお店がほとんどありませんでした。

探し回って何とか牛丼屋に入れました。

ところが食事をしてお店を出ると急にバケツをひっくり返したような大雨が降ってきました。

ずぶ濡れになり乾かしてからまた勉強をしました。

時間はロスしましたが、焦ることもなく逆に落ち着きました。

 

午後も研修を受け、いよいよ試験の時間になりました。

それなりに準備してきたので手ごたえは十分でした。

試験が終わって帰路につきました。

 やれやれ。

どうかどうか、合格しますように！